私は毎日、自転車通勤。
妻は妊娠してから仕事を辞め、殆ど家にいるようになりました。産まれてからはなおさら。
よって、うちの車が活躍するのは週に一度くらいです。
ここ数回、エンジンをかけた直後の電装品の動作が不安定だったことから、「そろそろ、やばいな」と思いつつ放置していました。が、
昨日、エンジンがかからなくなりました。
何のことはない、バッテリーがあがってしまったのです。
前兆に気づきながら、メンテナンスもしないとは、まったく車好きの風上にも置けません。
バッテリーを外して、エンジンルームも一緒に掃除。
端子部分をヤスリ磨き。
バッテリー液を補充して、エンジンルームに戻して準備完了。
さて、誰に助けてもらおう?
「同じ階の、端っこの部屋の人、たしか同じヴィッツだったなあ」
奥さんが、うちの妻と話してるのも何度か見てるし、お願いしてみよう。
いや、何か忘れていないか?
ケーブルだ。ブースターケーブルが無い。
雪国に住んでいたときは当たり前のようにトランクに積んでいたのに…。
雨の中、自転車で買って来ました。わりと遠いホームセンターで。
因みに、一番近い「タイヤ館」では、あっさり「おいてませーん、すいませーん」と断られました。
いや、商品としては無くても、オイル交換とかバッテリー交換とかやってる、そのガレージに普段使っているやつがあるでしょう。
「貸しましょうか?」くらい言ってほしかった。暇そうだったし。
今後、タイヤ舘ではタイヤは買わん。
話がそれました。
無事、ケーブルを手に入れ、同じ階のヴィッツさんも快諾。
ダンナさんに(やったことが無いとの事だったので)ケーブルのつなぎ方と、注意点を教えながら作業。
数分後、うちの青ヴィッツ君復活!
よかったね。
これからは、乗らないときもちゃんとメンテしてやるからな。
TVを殆ど見ない私でも3回くらい見たので、皆さんも見たことでしょう。
橋下大阪府知事の朝礼。
1回目に見たときは、あきれました。
2回目以降は少し考えながら見て、「本当に組織としてどうしようもなくなっている」と感じました。
サービス残業についての知事の話に、女性職員が反発し、発言したあの一幕です。
一部の番組では、「こういう情熱的な若者が職員にいるうちは大丈夫」的な発言をするアホなコメンテーターもいました。
私は女性職員の行動は非常識で幼稚、かつ失礼極まりないものだと思っています。
一般の会社で考えてみたください。
倒産寸前の会社を立て直すために、熱い使命感をもって着任した新社長。
従業員を前に、初めてその所信を朝礼で語ります。
その話をぶった切って「新参者が勝手なこと言うな!俺らだって頑張ってんだよ!」と言う従業員。
ありえますか?
日産にゴーン社長が着任して、所信を述べたときに、そんな従業員がいたわけがありませんよね。
仮にいたとして、許されますか?
何処の組織にも、あの女性職員みたいな人はいます。
うちの店にも過去に何人かいました。
なので、彼女の心境はわかります。
「私はみんなが言えない意見を代弁してるのよ!私の言っていることは正論でしょ?」
「言ってやったわ!これでクビになっても本望よ!皆が私に感謝するんだから!」
そんなとこでしょう。
因みに、そういう人は十中八九、自分では何一つ改善のための行動はとっていません。
自分にできる所から改善してゆこうと言う志のある人は、手の届かないところに文句を言っている暇などないからです。
1回目に見て、あきれたのは以上のような理由からでした。
では、2回目に組織について考えた理由を。
彼女はおそらく末端に近い職員だと思います。
そこで考えたのは彼女の上司のことでした。
目上の人間に発言するときの礼儀すら躾けられていないのです。
おそらく、上司も彼女に何度か噛み付かれ、当たり障りのない対応をしてきたことが目に見えてます。
これは組織の問題です。
彼女の上司が、この一件の後、猛省していることを祈ります。
間違ってもTVを見て、一緒に舞い上がっていないことを。
もちろん橋下知事のほうも、もう少しやり方があるかなとも思います。
しかし、熱意あるリーダーとは最初カラ回りするものです。
と言うか、カラ回りするくらいの熱意がなきゃ倒産寸前の会社なんて立て直すことはできないと思います。
当然、タラタラ仕事ができなくなった従業員からの反発も大きいでしょう。
負けずに頑張ってほしいなと思います。