ここ半年くらい、空いた時間を使って独学で英語の勉強をしています。
いや、していました。が、正しいか。
一ヶ月ほどサボっているのです。
なにせ、普段の生活で英語を使うことなどありません。
ゆえに自分がどこまで伸びているのか、なかなか見えてきません。
仕事に関係すること。つまり、実益につながることに勉強を集中させよう。
そう思い始めていた、そんな時に今日の出来事は起こりました。
白人男性が来店。
カウンターの女の子が対応できず、インカムで私を呼び出します。
店内はうるさいので、外へ連れ出して話を聞きました。
彼がおそらくスシ、テンプラ、スキヤキくらいしか日本語を知らないであろうバリバリのネイティブスピーカーであることはすぐに分かりました。
彼 「ハガキを買って、投函したいのだが、何処に行ったら良いのでしょうか?」
私 (おそらく、そうだろうと思いながらも、不安なので確認)
「あなたはハガキを買って、それを投函したいのですか?」
彼 笑顔で「そうです」
私 「この通りをまっすぐ進むとコンビニエンスストアが見えます。そこで、あなたはハガキを買うことが出来るでしょう。」
「そして、そのコンビニエンスストアの道路を挟んだ向かいにポストがあります。」
彼 「おー、理解できました。コンビニエンスストアまでは、どのくらいですか?」
私 「50mほどです。名前はampmです。」
彼 「ありがとうございます」
数分間、たったこれだけのやりとり。
文に書き起こせば、中学生レベルの英語力で十分な会話でしょう。
彼も、私を気遣って出来るだけ単純な言葉を選んだと思います。
しかし、私は自分の勉強の成果を確かに感じました。
ネイティブスピーカーの発音を、ほとんど一発で聞き取ることが出来たのです。
おそらく私の答えは文法的には滅茶苦茶だったと思います。
でも、相手の聞きたい事がわかれば、身振り手振りも交えて何とか応えられるものです。
趣味みたいなもんだし、もう少し勉強を続けてみるか。
今日の出来事は、私にそう思わせてくれました。
もっと、成果が見えるようにTOEIC等のテストも受けてみようと思っています。
その程度の会話なんて出来て当たり前と思ったアナタ。
試しに洋画のDVDを英語字幕にして観てみてください。
聞きなれていない人には、相当簡単な会話すら目に耳がついていかないと思いますよ。
私たちの世代が受けた『学校の英語教育』は、そんなレベルなんです。