2009/03/06 12:14:47
水族館で昼食を食べたあと、イチゴ狩りへでかけた。
ビニールハウスなら雨も気にしなくてすむしね。
受付を済ませて教えられた番号のビニールハウスへ向かった。
雨があがり日が差してきた。
いっきに気温が上がって、少し暑いくらいだった。
ビニールハウスの中へ入ると、ムワッと熱気が立ち込めている。
大き目のビニールハウスの中は、僕らの腰の高さくらいに何列も列を作ってイチゴが植えられていた。
ちょうど息子の目の高さにズラーっとイチゴがぶらさがっている。
息子はその光景に、しばし驚き、固まっていた。
イチゴが大好きな息子も、なっているものを見るのは初めて。
確かに大好きなイチゴなんだけど、どうしたらいいのか迷っている感じだった。
ひとつ摘んでヘタを取り、息子に持たせる。
ジーっと見ている。
けっこう疑り深いね(笑)。
もうひとつ摘んで息子の目の前で妻が頬張った。
ここで息子確信。
「これは間違いない、イチゴだ!」
と、思ったかどうかはわからないけど、手に持っていたイチゴを口に放り込み「ニー」っと笑った。
エンジンがかかったよ。
ビニールハウス中を歩き回り、赤くて大きいのを見つけては「な、な、な」と言って指差してせがむ。

ちなみに「な、な、な」とは、息子的にバナナと言っている。
教え方が悪かったのか息子は果物(というかデザート)を見ると全てバナナと認識する。
初めて食後のデザートにバナナをあげたとき、僕らは息子が聞き取りやすいように「バ、ナ、ナ、だよ」と何回も言って教えた。
息子は真似して「な、な、な」と発音した。
僕らは嬉しくて飛び上がって喜び、息子の頭をなでて褒めた。
僕ら「そうそう、バ、ナ、ナ」
息子「な、な、な」
めちゃ可愛かった。
その僕らの喜ぶ姿が息子の記憶に鮮明に残ったのだろう。
それ以降、食後に出てくる美味しいものは全てバナナになった。
りんごもバナナ。
ヨーグルトもバナナ。
みかんもバナナ。
かくして、イチゴもバナナに降格された。
息子は1歳にして15個のイチゴをたいらげた。
農園の人もビックリである。
3歳以下は無料なんだけど、僕らは次々とイチゴを頬張る息子を見てちょっとだけ申し訳なくなった。
イチゴ狩りに満足して車に戻ると3時過ぎ。
そろそろ帰らなくては。
これからまた長時間ドライブだ。
来るときは大丈夫だったけど、やはり息子が心配だった。
結果から言うと息子は大丈夫だった。
蛯名のパーキングでお土産を買って1回休憩した以外は、ぶっ通しだったんだけど。
それほどぐずる事もなく、後部座席で窓の外を見たり、妻と遊んだり、ちょっと寝ていたり。
首都高に入るころには真っ暗に陽は落ちていた。
来るときの早朝の首都高とはまったく違った世界が広がる。
ビルの照明とネオンの光の中、渋滞もなくスイスイと車は進む。
帰路はルートを変えて湾岸方面へ舵を取った。
途中、ライトアップされた東京タワーが道路のすぐ横に浮かび上がる。
周りにある鏡面ガラスを使った高層ビルにその姿が映りこんで、ファンタジーな世界を作り出していた。
本当にこの下では、たくさんの人達が働き、行きかい、生活してるんだろうか。
息子も顔をウィンドウに密着させて見入っていた。
ビニールハウスなら雨も気にしなくてすむしね。
受付を済ませて教えられた番号のビニールハウスへ向かった。
雨があがり日が差してきた。
いっきに気温が上がって、少し暑いくらいだった。
ビニールハウスの中へ入ると、ムワッと熱気が立ち込めている。
大き目のビニールハウスの中は、僕らの腰の高さくらいに何列も列を作ってイチゴが植えられていた。
ちょうど息子の目の高さにズラーっとイチゴがぶらさがっている。
息子はその光景に、しばし驚き、固まっていた。
イチゴが大好きな息子も、なっているものを見るのは初めて。
確かに大好きなイチゴなんだけど、どうしたらいいのか迷っている感じだった。
ひとつ摘んでヘタを取り、息子に持たせる。
ジーっと見ている。
けっこう疑り深いね(笑)。
もうひとつ摘んで息子の目の前で妻が頬張った。
ここで息子確信。
「これは間違いない、イチゴだ!」
と、思ったかどうかはわからないけど、手に持っていたイチゴを口に放り込み「ニー」っと笑った。
エンジンがかかったよ。
ビニールハウス中を歩き回り、赤くて大きいのを見つけては「な、な、な」と言って指差してせがむ。
ちなみに「な、な、な」とは、息子的にバナナと言っている。
教え方が悪かったのか息子は果物(というかデザート)を見ると全てバナナと認識する。
初めて食後のデザートにバナナをあげたとき、僕らは息子が聞き取りやすいように「バ、ナ、ナ、だよ」と何回も言って教えた。
息子は真似して「な、な、な」と発音した。
僕らは嬉しくて飛び上がって喜び、息子の頭をなでて褒めた。
僕ら「そうそう、バ、ナ、ナ」
息子「な、な、な」
めちゃ可愛かった。
その僕らの喜ぶ姿が息子の記憶に鮮明に残ったのだろう。
それ以降、食後に出てくる美味しいものは全てバナナになった。
りんごもバナナ。
ヨーグルトもバナナ。
みかんもバナナ。
かくして、イチゴもバナナに降格された。
息子は1歳にして15個のイチゴをたいらげた。
農園の人もビックリである。
3歳以下は無料なんだけど、僕らは次々とイチゴを頬張る息子を見てちょっとだけ申し訳なくなった。
イチゴ狩りに満足して車に戻ると3時過ぎ。
そろそろ帰らなくては。
これからまた長時間ドライブだ。
来るときは大丈夫だったけど、やはり息子が心配だった。
結果から言うと息子は大丈夫だった。
蛯名のパーキングでお土産を買って1回休憩した以外は、ぶっ通しだったんだけど。
それほどぐずる事もなく、後部座席で窓の外を見たり、妻と遊んだり、ちょっと寝ていたり。
首都高に入るころには真っ暗に陽は落ちていた。
来るときの早朝の首都高とはまったく違った世界が広がる。
ビルの照明とネオンの光の中、渋滞もなくスイスイと車は進む。
帰路はルートを変えて湾岸方面へ舵を取った。
途中、ライトアップされた東京タワーが道路のすぐ横に浮かび上がる。
周りにある鏡面ガラスを使った高層ビルにその姿が映りこんで、ファンタジーな世界を作り出していた。
本当にこの下では、たくさんの人達が働き、行きかい、生活してるんだろうか。
息子も顔をウィンドウに密着させて見入っていた。
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