2008/12/24 02:33:42
馬鹿は風邪をひかないと言うけども、久しぶりに本格的なヤツをひいてしまった。
3日間熱が下がらず、朦朧としながら仕事だけは何とかこなす日々。
めったにひかないので統計的にはサンプル数不足だが、僕の場合、風邪ウィルスは100パーセント寝ている間に抜ける。
ある朝目覚めると、前日までの鬱っぷりがウソのように爽やかな気分になっているのだ。
「あ、抜けたな」
と、はっきり自覚できるほど体の奥からエネルギーが湧いてくる。
今朝が、それだった。
昼間大掃除で残っていた風呂場の掃除を2時間かけて丁寧にやり、夕方から夜中までバリバリと仕事を片付け、真夜中に帰ってきて昨日までは更新する気が起きなかったブログをこうして書いている。
我ながらわかりやすすぎる変りっぷりである。
僕は風邪をひく前も、ひいた後もマスクをつける習慣がない。
「マスクをつけたことが無いのか?」
と訊かれれば、
「あるよ。」
と答えられるのだけど、それが何時、何故つけたのか記憶に無い。
ただ『マスクを使ったことがある』という記憶だけがあるのだ。
そんな僕が、今回は思い立ってマスクを使ってみた。
仕事場では他のスタッフにうつさないために。
家では家族にうつさないために。
結果として1日のうち、かなりの時間マスクを装着していた。
思っていたより苦しいね、マスクって。
なんか吐いた息をガーゼに吸収されて、吸う時はその自分が吐いた二酸化炭素をまた吸わされている感じ。
必要以上に強く呼吸してしまう。
こりゃ、ずっとつけていたら肺活量アップするなと思った。
熱があると一つのことを集中して考えるのが難しくなる。
マスクのせいで酸欠気味だったのもあるだろう。
思考のキーワードが新たなキーワードを連想させ、思考はいとも簡単に旅に出る。
それはインターネットをリンクからリンクへサーフィンするうちに趣旨をどんどん離れていってしまうのによく似ている。
「あれ、そもそも何を考えようとしてたんだっけ?」
となる。
思考の旅というのは大概が時間の無駄であるが、たちの悪いことになかなか心地よい。
そのへんも、ネットサーフィンとよく似ている。
とにかく、僕は珍しく使ってみたマスクについてアレコレ考えるうちに、熱と酸欠にやられ思考の旅に出てしまっていた。
思考の世界は宇宙のように無限で、心地よい。
僕は『考えても無駄なこと』から『考えても無駄なこと』へと、つぎつぎ思考をめぐらせた。
ずっとこのまま、『考えても無駄なこと』を考えていたいなあ。と思った。
しかし、僕はもう30代の大人だ。
残念ながら15歳の少年ではないのだ。
思考の旅の果てに、泥沼にはまり世界中の不幸を一人で背負ったような気持ちになったりはしない。
世の中で自分だけがズレているような気持ちになったりもしない。
なんだか急に達観してしまって、しばらくの間やたらクールな人間を演じてしまったりもしない。
30代の大人は思考の旅を途中できりあげてしまうのさ。
「何やってんだ、俺」
と、我にかえってしまうのさ。悲しいけどね。
僕が思考の旅を切り上げたとき、最後に考えていたこと。
それは、
「年越す前に車のエアクリーナー掃除しておこう」
であった。
旅はマスクの息苦しさから始まり、車のエアクリーナの掃除でおわった。
意外と近いとこに着地したなあ、と思う。
※こんなことに注釈を入れるのもどうかと思うが※
エアクリーナーとは、エンジンが燃焼のための空気を吸い込む際、外気からチリやゴミを取り除くためのフィルターである。
これが汚れて詰まってくると、エンジンは『息苦しく(空気を吸い込みずらく)』なり、本来の性能が発揮できなくなる。
3日間熱が下がらず、朦朧としながら仕事だけは何とかこなす日々。
めったにひかないので統計的にはサンプル数不足だが、僕の場合、風邪ウィルスは100パーセント寝ている間に抜ける。
ある朝目覚めると、前日までの鬱っぷりがウソのように爽やかな気分になっているのだ。
「あ、抜けたな」
と、はっきり自覚できるほど体の奥からエネルギーが湧いてくる。
今朝が、それだった。
昼間大掃除で残っていた風呂場の掃除を2時間かけて丁寧にやり、夕方から夜中までバリバリと仕事を片付け、真夜中に帰ってきて昨日までは更新する気が起きなかったブログをこうして書いている。
我ながらわかりやすすぎる変りっぷりである。
僕は風邪をひく前も、ひいた後もマスクをつける習慣がない。
「マスクをつけたことが無いのか?」
と訊かれれば、
「あるよ。」
と答えられるのだけど、それが何時、何故つけたのか記憶に無い。
ただ『マスクを使ったことがある』という記憶だけがあるのだ。
そんな僕が、今回は思い立ってマスクを使ってみた。
仕事場では他のスタッフにうつさないために。
家では家族にうつさないために。
結果として1日のうち、かなりの時間マスクを装着していた。
思っていたより苦しいね、マスクって。
なんか吐いた息をガーゼに吸収されて、吸う時はその自分が吐いた二酸化炭素をまた吸わされている感じ。
必要以上に強く呼吸してしまう。
こりゃ、ずっとつけていたら肺活量アップするなと思った。
熱があると一つのことを集中して考えるのが難しくなる。
マスクのせいで酸欠気味だったのもあるだろう。
思考のキーワードが新たなキーワードを連想させ、思考はいとも簡単に旅に出る。
それはインターネットをリンクからリンクへサーフィンするうちに趣旨をどんどん離れていってしまうのによく似ている。
「あれ、そもそも何を考えようとしてたんだっけ?」
となる。
思考の旅というのは大概が時間の無駄であるが、たちの悪いことになかなか心地よい。
そのへんも、ネットサーフィンとよく似ている。
とにかく、僕は珍しく使ってみたマスクについてアレコレ考えるうちに、熱と酸欠にやられ思考の旅に出てしまっていた。
思考の世界は宇宙のように無限で、心地よい。
僕は『考えても無駄なこと』から『考えても無駄なこと』へと、つぎつぎ思考をめぐらせた。
ずっとこのまま、『考えても無駄なこと』を考えていたいなあ。と思った。
しかし、僕はもう30代の大人だ。
残念ながら15歳の少年ではないのだ。
思考の旅の果てに、泥沼にはまり世界中の不幸を一人で背負ったような気持ちになったりはしない。
世の中で自分だけがズレているような気持ちになったりもしない。
なんだか急に達観してしまって、しばらくの間やたらクールな人間を演じてしまったりもしない。
30代の大人は思考の旅を途中できりあげてしまうのさ。
「何やってんだ、俺」
と、我にかえってしまうのさ。悲しいけどね。
僕が思考の旅を切り上げたとき、最後に考えていたこと。
それは、
「年越す前に車のエアクリーナー掃除しておこう」
であった。
旅はマスクの息苦しさから始まり、車のエアクリーナの掃除でおわった。
意外と近いとこに着地したなあ、と思う。
※こんなことに注釈を入れるのもどうかと思うが※
エアクリーナーとは、エンジンが燃焼のための空気を吸い込む際、外気からチリやゴミを取り除くためのフィルターである。
これが汚れて詰まってくると、エンジンは『息苦しく(空気を吸い込みずらく)』なり、本来の性能が発揮できなくなる。
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【マスクの思い出】
貴方の記憶にマスク着用の記憶が無いのは多分私のせい?だと思います。本来風邪にマスクをつける意味は、他人にうつすのを防御する目的であればあまり効果は期待できません。むしろ移りたくない人が着用するのが効果的なのです。昔から私はそのこだわりが強くあって、子供が風邪引いても殆ど着けませんでした。風邪の咳やくしゃみは、ウィルスを出したいと思う体の自然な反応なので、むしろマスクをする事によって、又体の中に舞い戻ってしまうと思いますよ。ただ気管支炎を起こしている場合の湿気保持目的であればマスクの効用は絶大です。今回の風邪は、もしかするとワクチンの反応かな?或いはワクチンの効果が現れる前にウィルスが侵入したのかな?
余談ですが、可愛い孫にまたまたクリスマスプレゼントを贈りました。絵本です。今日には待ちあわなかったけれどね。(涙)
余談ですが、可愛い孫にまたまたクリスマスプレゼントを贈りました。絵本です。今日には待ちあわなかったけれどね。(涙)
絵本届いたよ。3冊も(笑)
いつも、ありがとう。
いつも、ありがとう。
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