2008/12/16 03:20:34
昨日は会社の忘年会だった。
年に一度の無礼講。
昨年はよりによって社長にからみ、しかも酒を飲まない社長が真面目に受け答えしてくれた内容をまったく覚えていないという体たらくで、翌日は会社で白い視線を浴び続けた僕。
今年もけっこう飲んだんだけど、潰れることも絡むこともなく、楽しむことができた。
僕よりはるかに上を行く暴れっぷりを見せてくれたバイトスタッフがいたからだ。
彼は大声で奇声をあげて会場内を走り回った。
そのままトイレへ駆け込んで出てきたと思ったら、いきなり倒れこんで鼾をかいて眠ってしまった。
他の客にも迷惑がかかるので、眠る彼を見て皆がホッとした。
が、すぐに起きた。
そして、やはり奇声をあげながら店の外へ出て行った。
僕は上司なので、彼があまり無茶なことをしないよう、連れ戻すために外へ出た。
店の前に並んで停めてあった十数台の自転車が全て倒れていた。
彼が蹴り倒したに違いない。
どこいったかと探すと、通りの向こう側で自動販売機に喧嘩を売っている最中だった。
僕は相手が自動販売機であることをごく冷静に彼に説明し、店に戻るように諭した。
すると彼は自動販売機では相手に不足があったのか、道路に飛び出した。
通りすがりの不幸な車を数台止めて当たり屋のごとくからみだしたところで、やむなく殴り倒して店に連れ戻した。
もちろん、ドライバーには僕から謝罪しておいた。その中にそっち方面の方がいなかったのが不幸中の幸いだった。
しかし、彼はまだ暴れたりなかったようで、後輩のバイトに酒を強要しながらテーブルや壁をたたいて騒いでいる。
「こりゃ、つぶした方が早いな。」
そう思った。
僕は店の人に頼んで、お猪口のような小さなコップにテキーラ・ロシアン・ルーレットを用意してもらった。
4杯はただの水で、残りの4杯にはテキーラが入っている。
酔った勢いで闘争本能が暴走しているからか、彼は簡単に勝負にのってきた。
8杯のセットを2回飲みきったところで、彼の意識がなくなった。
彼は5回テキーラを引いた。
つまり僕は3回。珍しくクジ運に恵まれた。
どうやら、自分以上に手のかかる奴がいると、僕は酒に飲まれずにすむらしい。
今日彼は二日酔いで青い顔をして出勤してきた。
「すいません、店を飛び出したとこから記憶がないんです。」
いや、酒って怖いね。
年に一度の無礼講。
昨年はよりによって社長にからみ、しかも酒を飲まない社長が真面目に受け答えしてくれた内容をまったく覚えていないという体たらくで、翌日は会社で白い視線を浴び続けた僕。
今年もけっこう飲んだんだけど、潰れることも絡むこともなく、楽しむことができた。
僕よりはるかに上を行く暴れっぷりを見せてくれたバイトスタッフがいたからだ。
彼は大声で奇声をあげて会場内を走り回った。
そのままトイレへ駆け込んで出てきたと思ったら、いきなり倒れこんで鼾をかいて眠ってしまった。
他の客にも迷惑がかかるので、眠る彼を見て皆がホッとした。
が、すぐに起きた。
そして、やはり奇声をあげながら店の外へ出て行った。
僕は上司なので、彼があまり無茶なことをしないよう、連れ戻すために外へ出た。
店の前に並んで停めてあった十数台の自転車が全て倒れていた。
彼が蹴り倒したに違いない。
どこいったかと探すと、通りの向こう側で自動販売機に喧嘩を売っている最中だった。
僕は相手が自動販売機であることをごく冷静に彼に説明し、店に戻るように諭した。
すると彼は自動販売機では相手に不足があったのか、道路に飛び出した。
通りすがりの不幸な車を数台止めて当たり屋のごとくからみだしたところで、やむなく殴り倒して店に連れ戻した。
もちろん、ドライバーには僕から謝罪しておいた。その中にそっち方面の方がいなかったのが不幸中の幸いだった。
しかし、彼はまだ暴れたりなかったようで、後輩のバイトに酒を強要しながらテーブルや壁をたたいて騒いでいる。
「こりゃ、つぶした方が早いな。」
そう思った。
僕は店の人に頼んで、お猪口のような小さなコップにテキーラ・ロシアン・ルーレットを用意してもらった。
4杯はただの水で、残りの4杯にはテキーラが入っている。
酔った勢いで闘争本能が暴走しているからか、彼は簡単に勝負にのってきた。
8杯のセットを2回飲みきったところで、彼の意識がなくなった。
彼は5回テキーラを引いた。
つまり僕は3回。珍しくクジ運に恵まれた。
どうやら、自分以上に手のかかる奴がいると、僕は酒に飲まれずにすむらしい。
今日彼は二日酔いで青い顔をして出勤してきた。
「すいません、店を飛び出したとこから記憶がないんです。」
いや、酒って怖いね。
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