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最近仕事上で色々考えていて気付いた。

ある物事に対してそれをクリアするアイデアを考えるとき、出てくるアイデアの幅はその『物事』をどう定義するかに大きく左右されると言うことだ。

当たり前のことかもしれない。
でも、僕たちは思った以上に物事の定義を深く考えず、「一般的に言われている」とか、「上司の言葉」とかをそのまま捕らえてしまっているんじゃないだろうか。

たとえば、『高品質な車を製造し販売する』と言う定義と『顧客の車に対する価値観を変えるような製品を開発・販売する』では、商品に対して出てくるアイデアは大きく変わる。
後者にいたっては製品が車そのものじゃなくてもいいくらい幅がある。

で、『ある物事』の定義について腕を組んで、うなりながら考える。
そうしているうちに、もうひとつ気が付いた。
それは、定義について考えるとき、その最後の段階で「え?」っと思うような意外性を加えると、出てくるアイデアはぐっと面白くなるということだ。

うまく例えられないけども、あえてやってみよう。

『来月の市民マラソンに出場する』と定義したとき。
出てくるアイデアはせいぜい「締め切りに間に合うように参加申し込みを済ませよう」くらいなものだ。

少し発展させて『来月の市民マラソンに出場して10位以内に入る』と定義してみる。
そうすると、大会までの一ヶ月間をどう過ごすべきか、生活のリズムとトレーニングについて色々考えが浮かんでくる。
でもぜんぜん面白くはない。
他人の心をつかむような出来事とは思えない。

そこで、ひとつ「え?」と思うようなおバカな定義を加えよう。
『来月の市民マラソンで10位以内に入って有名になってやる!』なんてどうだろうか。
そうすると、会社内や知人に吹いて回るとか、当日までのトレーニング過程をブログを作って公開するとか、大会で目立つ衣装を考えるとか、友人も誘って5人で変な衣装で上位を独占してやろうとか、そのことを当日中継する地元のTV局に宣伝して注目してもらおうとか・・・。
結果や意味はともかく、面白いアイデアがわき出てくる。

なんか、我ながらあまりいい例え話じゃないなw
でも、仕事だってこんなもんじゃないかと思う。
で、実際、世の中のすばらしいアイデアには天才的な人物の発想力のたまものもあるんだろうけど、大体が定義の再構築や転換によって凡人から生み出されることが多いんじゃないかなと。

あとは実現する行動力が必須・・・。
僕の場合、これが一番のネックかな(汗)

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