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早いもので、もう4ヶ月になります。
体重は産まれたときの倍を超え、首も据わり、本当に一日単位で成長を確かめることが出来るほどです。

我が家のアイドル、よく笑います。
1ヶ月になる前から、笑顔をよく見せる子でした。
最近では、会う人、会う人、目を合わせては愛想をふりまくので、散歩で会う近所の人にまで可愛がられています。

赤ちゃんの表情というのは、「嬉しい」「悲しい」といった感情面の要素より、よく接している人の表情を真似するという「興味」「学習」の要素が強いそうです。

私が仕事で家を空けている間、妻がどのように息子とすごしているか。
アイドルの見せる表情が物語ってくれます。
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私は今、週4日は深夜1時過ぎまで仕事をしています。
帰宅して食事し、就寝するのは午前3時頃になってしまいます。
それでも、朝は9時頃までには起きて活動するように心がけています。

しかし、その時間には、妻は既に夕食の下準備をしていたりします。
夕方は息子を風呂に入れたり、なにかとバタバタするので午前中にやれることは片付けておくそうです。

ここまで、計画的に1日を過ごし、仕事をこなす男性が同世代にどれだけいるでしょうか?
私はいつも感謝し、感心し、モチベーションが上がるのを感じます。
私は積極的に彼女の仕事術を盗み、ひそかに自分の仕事に活用しています。

妻は自分の仕事をきちんとこなしている。
私は私のやるべきことを、きちんとやらなくては!



スポーツ選手が練習を繰り返す中で、フォームをシェイプアップさせてゆくように。




オムツを交換する一連の動作から、どんどん無駄な動きが無くなってきました。

妻は出産のひとつき前くらいから、よくこう言っていました。

「雪の日に産まれる気がするんだよね。」

その日、私の住む地域では珍しい雪だるまが作れるほどの大雪。
分娩室で妻が痛みにもがき始めた頃から降り始め、息子が産まれ出たころには積もっていました。

息子を無事この世に生み出した妻が私に言います。
「ね、雪降ったでしょ?」
私は涙でかすむ目で窓の方を見ました。
「ほんとに、すごいな。おまえ。」

雪の日の出産を予知したこと、そして途中で止めさせたくなったほどの産みの苦しみを見事に乗り越えたこと、両方に対する言葉でした。

母親には、男には理解できない凄い力が備わっています。

DSC00057.JPG











妻の出産に向け、家族の猫を減らすことにしました。
友人の知っていた猫好きのお婆さんに、3匹引き取ってもらうことになったのです。

猫達を連れて行く車中、私たちは涙がとまりませんでした。

勝手なことしてごめんね。

たくさんの餌と猫たちをお婆さんにあずけ、様子を見に来る約束をして私達は帰路につきます。
家に帰ってくると、そこは思った以上にガランとしていました。
「ぽっかり穴があいた様」とは、こういう様子を言うのでしょう。

私も妻も、口をぽかんと開けてしばらく沈黙。
「静かで、寂しいね。」
二人とも、また大粒の涙が頬を伝いました。

あと一月半。
この空いたスペースに、新しい命がやってきます。



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