2010/01/04 01:16:54
久々にレンタルビデオ屋に行って、気になっていた作品を何本か借りてきました。
そのひとつが、ディズニー・ピクサーの『WALL・E』。
誰もいない未来の地球でたった一人、ゴミ掃除をするボロボロのロボット、ウォーリー。
もう数百年もこうしている彼のAIは進化したのか、ゴミの中から気に入ったものを見つけては宝物のようにコレクションしている。
人々がダンスしたり恋人同士が手をつなぐビデオが彼のお気に入りだ。
そんな彼の前に、空から最新型のロボット(女の子?)のイヴが降りてくる。
ウォーリーは憧れていたビデオのようにイヴとのコミュニケーションを試みる。
あの手この手で彼女の気を引こうとする中、ゴミの中から見付けた植物を彼女に見せた。
彼女は即座にその植物を自分の体に収納すると、一切動かなくなってしまう。
まるで、電源が落ちてしまったかのように。
ウォーリーは心配して、何日も動かない彼女に寄り添ってすごした。
そんなある日、空から巨大な宇宙船がやってきてイヴを地球から連れ去ってしまう。
なんとか宇宙船にしがみついて、ウォーリーは宇宙へ旅立った。
そこで彼を待っていたものとは・・・。
って感じのストーリー。
いや、素晴らしい作品です。
最近のディズニー作品全般に言えることですが、子供たちが楽しめるのはもちろん、大人は大人の目線で楽しみ、そして感動させられてしまいます。
僕も涙ボロボロでした。
ピクサーの全ての作品を見たわけじゃないんですが、僕が見た数作品、『ファインディング・ニモ』や、『モンスターズ・インク』だけでも解る事があります。
それは、ピクサー・アニメーション・スタジオはもはや世界で最も優れたアニメーションスタジオだと言う事です。
これだけコンスタントに名作クオリティの作品を連発しているスタジオは世界の何処にもありません。
悲しい事ですが、日本が誇るスタジオ・ジブリはもうそう言ったスタジオとは呼べないと僕は思っています。
宮崎駿監督の後継者と言えるレベルの人物がまったく育っていないからです。
それはここ最近の数作品を観れば、詳しくない人でもはっきり解るほど深刻です。
一方で、ピクサーの多くの作品を総指揮する人物や、ディズニーのスタッフ達の中で、宮崎駿監督が非常に尊敬されているという話は有名です。
別の見方をすると、彼は自らの手元には育てられなかった後継者を、彼の意思とは無関係に実は世界中に残していて、そんな彼らが現在世界最高峰の作品を連発していると言えるんじゃないでしょうか。
で、当然リスニング力を鍛えようと、英語音声で観たわけですが・・・。
ウォーリーとイヴは、お互いの名前を呼び合うくらいしか台詞が無いんですw
逆に考えると、無機質なロボット達を名前を呼び合う程度の台詞だけでここまで表情豊かに、そして魅力たっぷりに描き出す才能に感服です。
見ている人達は、物語の後半できっとこの2体のロボットの心が通じ合うのを感じるはずです。
そしてその愛と、コミュニケーションのピュアさに、涙が・・・。
もし観た事が無い人は、是非。オススメですよ。
Report
1/3
Composition : 15min
Vocabulary : 65min
Total : 80min
The total : 135h25min
そのひとつが、ディズニー・ピクサーの『WALL・E』。
誰もいない未来の地球でたった一人、ゴミ掃除をするボロボロのロボット、ウォーリー。
もう数百年もこうしている彼のAIは進化したのか、ゴミの中から気に入ったものを見つけては宝物のようにコレクションしている。
人々がダンスしたり恋人同士が手をつなぐビデオが彼のお気に入りだ。
そんな彼の前に、空から最新型のロボット(女の子?)のイヴが降りてくる。
ウォーリーは憧れていたビデオのようにイヴとのコミュニケーションを試みる。
あの手この手で彼女の気を引こうとする中、ゴミの中から見付けた植物を彼女に見せた。
彼女は即座にその植物を自分の体に収納すると、一切動かなくなってしまう。
まるで、電源が落ちてしまったかのように。
ウォーリーは心配して、何日も動かない彼女に寄り添ってすごした。
そんなある日、空から巨大な宇宙船がやってきてイヴを地球から連れ去ってしまう。
なんとか宇宙船にしがみついて、ウォーリーは宇宙へ旅立った。
そこで彼を待っていたものとは・・・。
って感じのストーリー。
いや、素晴らしい作品です。
最近のディズニー作品全般に言えることですが、子供たちが楽しめるのはもちろん、大人は大人の目線で楽しみ、そして感動させられてしまいます。
僕も涙ボロボロでした。
ピクサーの全ての作品を見たわけじゃないんですが、僕が見た数作品、『ファインディング・ニモ』や、『モンスターズ・インク』だけでも解る事があります。
それは、ピクサー・アニメーション・スタジオはもはや世界で最も優れたアニメーションスタジオだと言う事です。
これだけコンスタントに名作クオリティの作品を連発しているスタジオは世界の何処にもありません。
悲しい事ですが、日本が誇るスタジオ・ジブリはもうそう言ったスタジオとは呼べないと僕は思っています。
宮崎駿監督の後継者と言えるレベルの人物がまったく育っていないからです。
それはここ最近の数作品を観れば、詳しくない人でもはっきり解るほど深刻です。
一方で、ピクサーの多くの作品を総指揮する人物や、ディズニーのスタッフ達の中で、宮崎駿監督が非常に尊敬されているという話は有名です。
別の見方をすると、彼は自らの手元には育てられなかった後継者を、彼の意思とは無関係に実は世界中に残していて、そんな彼らが現在世界最高峰の作品を連発していると言えるんじゃないでしょうか。
で、当然リスニング力を鍛えようと、英語音声で観たわけですが・・・。
ウォーリーとイヴは、お互いの名前を呼び合うくらいしか台詞が無いんですw
逆に考えると、無機質なロボット達を名前を呼び合う程度の台詞だけでここまで表情豊かに、そして魅力たっぷりに描き出す才能に感服です。
見ている人達は、物語の後半できっとこの2体のロボットの心が通じ合うのを感じるはずです。
そしてその愛と、コミュニケーションのピュアさに、涙が・・・。
もし観た事が無い人は、是非。オススメですよ。
Report
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Composition : 15min
Vocabulary : 65min
Total : 80min
The total : 135h25min
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