2007/11/21 15:05:28
仕事が終わった後、アルバイトの男の子と小一時間ほど雑談。
彼は沖縄から出てきた青年で、うちの店に来て一年半になります。
話は彼が16歳のところから始まり、関東に出てくるところまで続きました。
かなりのやんちゃ坊主だった彼。
今でも外見に、わずかにやんちゃの痕跡が残っています。
沖縄で恩人といえる人に出会い、その人の下で働き、彼はずいぶんまともな人間になりました。
彼が関東に出たいと話した時も、その恩人は応援し、気持ちよく彼の元から巣立たせてくれました。
彼は感謝の気持ちから、その職場での最後の給料一月分を恩人のロッカーに入れてきたそうです。
私はアルバイトのこういう話を聞くのが、とても好きです。
彼ら、彼女ら、それぞれが(あたりまえですが)自分が主人公の人生を生きていることを実感できるからです。
私の人生の付随物ではないのです。
「大切にしてあげなきゃ。」 そう思います。
そして、できれば何年か後に、その恩人のような存在になれていたら、とても光栄だと思います。
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