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真夜中近くに降り始めた雨。 翌日の営業準備を終えて店を出るころ、雪に変りました。 店のシャッターに鍵をかけ、ダウンジャケットのフードを深くかぶって自転車をこぎ出します。 向かい風。 寒さで張り詰めた頬に、雪の粒が弾けます。 「いてぇーなー」 文句を言いながら、私はニヤニヤ。 めったに降らない関東の雪は、東北育ちの私の気持ちをはずませます。 まるで子供の頃のように。 「いてぇっつーの、このやろう」 フードについたファーの隙間で大きく口を開け、舌を出して、飛び込んでくる雪の味を確かめました。 都会の雪は汚いのかなあ。